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《世界》がここを忘れても アフガン女性・ファルザーナの物語

出版社名 寿郎社
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-909281-26-5
4-909281-26-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 86P 20cm

商品内容

要旨

9.11後の英米軍などの侵攻、ターリバーン政権の崩壊と混乱、そしてISの台頭…激動のなか、それでも国内で暮らし、あるいは難民キャンプで生活せざるをえなくなったアフガニスタンの人々。その暮らしぶりは日本ではほとんど知られていません。とりわけ家父長制のもとで虐げられてきた女性たちの日常についてはまったくと言っていいほど知られていないのではないでしょうか。本書は、アフガニスタン女性革命協会・RAWAを支援している「RAWAと連帯する会」共同代表の著者が現地での活動を通して知り合ったアフガン女性たちから聞いた話を“ファルザーナ”という大学生のストーリーに再構成したものです。日本のメディアが報じることのない、アフガン女性の生活や思いを知り、人権と平和について考えてみませんか。小学校高学年から大人まで。

著者紹介

清末 愛砂 (キヨスエ アイサ)  
1972年生まれ。室蘭工業大学大学院工学研究科准教授。専門は、憲法学、家族法、アフガニスタンのジェンダーに基づく暴力。「RAWAと連帯する会」共同代表
久保田 桂子 (クボタ ケイコ)  
長野県生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。ドキュメンタリー映画「記憶の中のシベリア」(2016年)制作、同名書籍を出版。2013年、友人の誘いでアフガニスタン・パキスタンのスタディツアーに映像記録のため同行した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)