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花街アンダーグラウンド

出版社名 駒草出版株式会社ダンク出版事業部
出版年月 2026年3月
ISBNコード 978-4-909646-88-0
4-909646-88-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 262P 19cm

商品内容

要旨

三味線に誘われ黒塀の先へ愛憎の残り香を求めて。アンダーグラウンドシリーズ最高傑作!!神楽坂、向島、大塚、深川、京都…一見さんお断りの非日常、その裏側。

目次

序章
第一章 苦界の天女
第二章 向島に消えた芸者
第三章 大塚花街の盛衰
第四章 神楽坂の総理大臣
第五章 辰巳芸者と羽織芸者
第六章 飯能芸者一代
第七章 祇園と舞妓と典奴
第八章 水揚げとお風呂入り
終章

出版社・メーカーコメント

三味線の音が夜のしじまにほどけていく街ーー花街。京都だけでなく全国の繁華街にひっそりと息づく、日本独自の歓楽地帯である。芸妓や芸者が白粉をまとい、だらりの帯を揺らしながら駆け抜ける舞妓の姿は、いまや世界中の観光客を魅了し、SNSを通じて瞬く間に拡散されていく。しかし、その華やぎの裏側には、長い歴史の中で女たちが徒手空拳で切り開いてきた、もうひとつの“地下水脈”が流れているはず……本書『花街アンダーグラウンド』は、著者が長年歩き続けてきたアンダーグラウンド・異界シリーズの到達点ともいえる一冊。上野、新橋、高田馬場、歌舞伎町ーーこれまで描いてきた街の奥底には、花街の影があったともいえる。今回は特定の街を離れ、「花街」という共通項を軸に、日本の濃厚な文化の深層へと潜っていく。登場するのは、伝説の芸者、野心を抱く少女、そして夜の世界で生き抜こうとした女性たち。神楽坂で最高権力者に寵愛された芸者の素顔、江戸を席巻した辰巳芸者の気風、門外不出の秘儀ーー黒塀の向こうに隠されてきた物語が、静かに、しかし確かな熱を帯びて動き出す。華やぎと猥雑、欲望と孤独、伝統と変容。花街は、いつの時代も人間の“本音”が露わになる場所だった。そこに宿る情念の濃さは、日本文化のもう一つの顔でもある。花街の見えない地下回路を辿る旅へーー。本書は、そんな読後の余韻を感じることができるはずである。

著者紹介

本橋 信宏 (モトハシ ノブヒロ)  
1956年生まれ。埼玉県所沢市出身。早稲田大学政治経済学部卒。私小説的手法による庶民史をライフワークとしている。執筆内容はノンフィクション・小説・エッセイ・評論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)