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怪異をつくる 日本近世怪異文化史

出版社名 文学通信
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-909658-22-7
4-909658-22-X
税込価格 3,080円
頁数・縦 398P 21cm

商品内容

要旨

怪異はつくられた?「つくる」をキーワードに、日本近世を生きた人びとと怪異のかかわりを歴史学から解き明かす。これからの怪異学入門!!

目次

怪異を「つくる」
林羅山―近世の怪異をつくった第一人者
政治―政から見る怪異
本草学―モノとしての怪異
語彙(辞書に見る怪異
言葉の用法と新しい解釈)
民衆の怪異認識―あやしいと認識すること
化物絵―描かれる怪異
ウブメ―歴史的産物としての怪異
河童―人が怪異を記録するいとなみ
古賀〓庵―江戸後期の“怪異”をつくった儒者
怪異を「つくる」ことから見えること

著者紹介

木場 貴俊 (キバ タカトシ)  
1979年岡山県倉敷市に生まれる。2007年関西学院大学大学院文学研究科博士後期課程日本史学専攻単位取得退学。2012年博士(歴史学 関西学院大学)。現在、国際日本文化研究センタープロジェクト研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)