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沖縄−奄美の境界変動と人の移動 実業家・重田辰弥の生活史

出版社名 みずき書林
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-909710-16-1
4-909710-16-7
税込価格 3,080円
頁数・縦 343,4P 図版16P 20cm

商品内容

要旨

奄美にルーツを持ち、満洲で生まれ、沖縄で育ち、東京で起業し、境界を越えたビジネス・ネットワークを築いたある実業家。そのライフヒストリーは、戦前と戦後、米軍統治時代と復帰後、そして現代のグローバル時代まで、個人史であると同時に、ひとつの沖縄現代史ともなっている。インタビューと論考から、“生きられつつある現代史”が浮かび上がる。

目次

第1部 ライフヒストリー篇(現在の重田辰弥さん―会社の承継、ガン発症とブログ発信
沖縄―本土就労の流れをつくる
在琉奄美人の決断―琉球大学を辞めて早稲田大学へ
移動の中で育つ―満洲、奄美、沖縄
沖縄と海外をつなぐ―WUB東京初代会長として)
第2部 論考篇(島を出る女性―本土出稼ぎという「冒険」
島人の同族結合―出郷する弟、家守の兄
奄美の漁業と本土・沖縄文化
人口流出の島―奄美・瀬戸内町のいま
米軍統治下の奄美から沖縄へ ほか)

著者紹介

野入 直美 (ノイリ ナオミ)  
1966年生まれ。琉球大学人文社会学部人間社会学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)