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週刊文春トップ屋魂 「文春砲」の創成期を走り抜けた男の半生記

完全版

出版社名 清談社Publico
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-909979-79-7
4-909979-79-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 462P 19cm
シリーズ名 週刊文春トップ屋魂

商品内容

要旨

「首輪のない猟犬」が追いつめた昭和・平成の怪物たち。「文春砲」は、ここから始まった…雑誌記者デビューから55年、著書500冊超のジャーナリストの集大成!

目次

プロローグ ノンフィクションとは何か―その人の歌いたかった歌を、聴け
第1章 首輪のない猟犬
第2章 「文春砲」のはじまり
第3章 死の影
第4章 タブーへの挑戦
第5章 怪物たち
第6章 闇の首領たち
第7章 芸能者たち
第8章 犯罪者の私性
エピローグ トップ屋の誇り
特別寄稿 ノンフィクションライターの「できかた」―わが師匠・大下英治「金言集」 〓山文彦(作家)
特別解説 第二、第三の「大下英治」を 花田紀凱(元『週刊文春』編集長、月刊『Hanada』編集長)

出版社・メーカーコメント

「文春砲」は、ここから始まった……雑誌記者デビューから55年、著書500冊超のジャーナリストの集大成!その時代のことは、疾風怒濤と言うしかない。いま私は、とても感謝している。特別寄稿 高山文彦 (作家)日本のジャーナリズムが再生するためには、第二、第三の「大下英治」の出現が待たれる特別解説 花田紀凱 (元『週刊文春』編集長、月刊『Hanada』編集長)「首輪のない猟犬」が追いつめた昭和・平成の怪物たち わたしは、よく聞かれる。「なぜ、そんなに取材し、書きつづけるのか。特に何が楽しいのか」わたしは答える。「取材相手にわたしが抱いている先入観が、相手にぶつかることによって、粉々に砕ける瞬間がある。昨日までのわたしの思いが、その瞬間に新しく生まれ変わる。その瞬間がたまらなくセクシーなのだ」どんなに苦しくても、人間を、社会の現実を描き迫ることほど生きている実感を感じることはないよ。その充実は、金銭には換えがたい。――「プロローグ」より

著者紹介

大下 英治 (オオシタ エイジ)  
1944年広島県に生まれる。広島大学文学部仏文科卒業。1970年、週刊文春の記者となる。記者時代『小説電通』(徳間文庫)を発表し、作家としてデビュー。さらに月刊文藝春秋に発表した「三越の女帝・竹久みちの野望と金脈」が反響を呼び、岡田社長退陣のきっかけとなった。1983年、作家として独立。以降、政治経済から芸能、犯罪、社会問題まで幅広いジャンルで創作活動をつづけている。著書は、500冊以上にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)