商品内容
要旨 |
日清・日露戦争後の師団・聯隊増設の国策に伴い、軍隊を誘致した久留米。広大な土地の献納と多額の寄附金をもっての、官民挙げての活動の成果であった。建設工事や各種手配などで国・軍部の意向に時に翻弄されながらも、街は道路や通信などインフラが急速に整備され、活況を呈してゆく。そして物価高騰や地域・業種間など様々な格差、農地減少と離農、水源枯渇など“負”の代償も―。藩政末期から戦後の軍部解体期まで、資料で辿る国内有数の軍都の姿。 |
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目次 |
第1章 軍都の舞台 久留米 |