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OPEN 「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る

出版社名 ニューズピックス
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-910063-20-1
4-910063-20-X
税込価格 2,640円
頁数・縦 485P 19cm

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要旨

インターネットで世界がつながり、グローバルなサプライチェーンが張り巡らされるなど、個人から国家レベルまで、現代はかつてないほどの「オープン」な時代だ。だが一方で、エコーチェンバーの同意見の中にこもったり、自国中心主義や移民排斥など「クローズ」な状況も目立つ。どういうことなのか。本書では、自由貿易、移民、思想の自由、活発なコミュニケーションなどによる「オープン性」こそが人類の進歩を可能にしたと主張。世界の歴史をひもときながらそれを検証するとともに、なぜオープン性が脅かされ、争いや排斥が起きるのかを進化心理学などをもとに明らかにしている。人類は進化の過程で、集団の内部で協力し合うことで外部の敵や獲物を打ち負かせることを学び、それが本能に刻み込まれた。そのおかげで、現代でも内と外を区別し、移民排斥や自国中心主義に陥る傾向も出てきているのだという。著者は1973年スウェーデン、ストックホルム生まれの歴史学者。米ワシントンDC拠点のシンクタンク、ケイトー研究所シニアフェロー。著書に『進歩:人類の未来が明るい10の理由』(晶文社)などがある。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2022年6月17日]

商品内容

要旨

なぜ人類は21世紀の今も「敵」「味方」に分かれ、戦争をするのか?なぜ最強の皇帝と頭脳に恵まれた中国は、世界を制覇できなかったのか?なぜリベラル派は保守派と同じくらい危険なのか?繁栄企業・国家・文明を衰退させてきた「クローズドの罠」とは?激動の世界の分岐点に立つ私たちが今なすべき「たった一つのこと」とは―。圧倒的な根拠をもとに、私たちが進むべき未来への道筋を開く、世界騒然の衝撃の書!

目次

第1部 オープン(オープンな交流―人類史上最大の発明は「交易」だ。これが21世紀にいたるまで、私たちにすさまじい進歩をもたらす。
オープンな門戸―多様性がある集団ほど問題解決がうまくなる。ローマ、モンゴル、スペイン帝国の興亡と、現代の移民問題が教えるものとは。
オープンな精神―なぜ科学と啓蒙主義は、ヨーロッパで生きのび発展したのか?西洋人が特別有能だったからではない。「ある条件」がそろっていたからだ。
オープンな社会―なぜ産業革命は、技術と人材に恵まれた中国ではなく、イギリスで起きたのか?無能な当局と無礼講精神のおかげだ。)
第2部 クローズド(「ヤツら」と「オレたち」―なぜ世界は「敵と味方」に分かれるのか?なぜ戦争やヘイトは起こるのか?21世紀の今なお、進化が生んだ「部族主義本能」に私たちは動かされている。
ゼロサム―「オレたちが貧しいのは誰かが搾取しているから」というゼロサム思考は、人類の本能。だが直感に反して、経済は「プラスサム」なのだ。
将来への不安―「昔はよかった。それに引きかえ今は…」。古代から人類はそうボヤいてきた。この「過去の美化」は、事実に反するだけでなく、技術の進歩と社会改善を妨げる。
戦うか、逃げるか―自集団の危機を感じると、私たちは強いリーダーを求める。メディア報道とSNSが、右派左派を問わず、この「部族主義」を強化する。
オープンかクローズドか?―ハンチントン『文明の衝突』に反して、今起きているのは「文明内の衝突」だ。「ゼロサム思考」「部族主義」という人間の本能には抗えないのか?いや、打つ手はある。)

出版社・メーカーコメント

「エコノミスト」誌 ブック・オブ・ザ・イヤー受賞作!楠木建氏・山口周氏推薦!「オープンな交易、クローズドな部族化、いずれも人間の本性の発露。どちらに傾くかで体制は決まる」――楠木建(一橋ビジネススクール教授、経営学者)「『閉じる』ことを求める人が増えている今、本書が『開く』ための大きな勇気を与えてくれる」――山口周(独立研究者)すべては「オープン」vs「クローズド」の戦いだ――。1万年の人類史が示す、文明・経済・ビジネスの核心と未来!なぜ「戦争」は起きるのか?なぜ人類はここまで繁栄したのか?「オープン」か「クローズド」か。矛盾する「人間の2つの本能」が、歴史とビジネスを動かし、コロナ後の世界の命運を分ける。圧倒的なおもしろさとエビデンスでたたみかける、全世界ベストセラー中の「希望の人類史」

著者紹介

ノルベリ,ヨハン (ノルベリ,ヨハン)   Norberg,Johan
歴史学者。米ワシントンDC拠点のシンクタンク、ケイトー研究所シニアフェロー。1973年スウェーデン・ストックホルム生まれ。ストックホルム大学にて歴史学の修士号を取得。著作は25か国語に翻訳され、『進歩:人類の未来が明るい10の理由』(晶文社)は各国で高い評価を獲得した。スティーブン・ピンカー、マット・リドレー、ハンス・ロスリングらと並んで、歴史学、経済学、統計学、進化生物学など幅広い領域の最新知見をもとに「楽観的な未来」を構想する、現代を代表するビッグ・シンカーの1人。『OPEN』は、前著『進歩』に続いて「エコノミスト」誌ブック・オブ・ザ・イヤー賞を受賞した
山形 浩生 (ヤマガタ ヒロオ)  
評論家、翻訳家、開発コンサルタント。2018年まで野村総合研究所研究員。開発援助関連調査のかたわら、経済、環境問題からSFまで幅広い分野での翻訳と執筆を行う。東京大学大学院工学系研究科都市工学科修士課程およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了
森本 正史 (モリモト マサフミ)  
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)