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夢を見る 性をめぐる三つの物語

出版社名 アジュマ
出版年月 2022年4月
ISBNコード 978-4-910276-05-2
4-910276-05-X
税込価格 1,980円
頁数・縦 296P 19cm

商品内容

要旨

初の小説『赤い砂を蹴る』が第163回芥川賞候補になった劇作家石原燃による性をめぐる3つの物語。「慰安婦」問題を扱った『夢を見る』、男性の性暴力被害者を描いた『蘇る魚たち』、日本ではまだ未承認の中絶薬使用の一夜を描いた作品を収録。著者による書き下ろし解説付。

著者紹介

石原 燃 (イシハラ ネン)  
劇作家。小説家。東京生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業。2007年より戯曲を書き始め、書き下ろしの依頼を受けるようになる。2011年の夏に大阪に移住し、演劇ユニット燈座(あかりざ)を立ち上げる。2016年に東京に戻り、現在はフリーで活動している。2010年、日本の植民地時代の台湾を描いた『フォルモサ!』が劇団大阪創立40周年の戯曲賞にて大賞を受賞。2011年には原発事故直後の東京を描いた短編『はっさく』がNYの演劇人が立ち上げたチャリティー企画「震災SHINSAI:Theaters for Japan」で取り上げられ、2012年3月11日に全米で上演された。その他の主な戯曲作品に、義足を盗まれる事件に遭遇した母娘を描いた『人の香り』、NHK番組改編事件を扱った『白い花を隠す』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)