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海外に送り出した社員の命をどう守る? 在るべき企業の海外危機管理

出版社名 ディスカヴァービジネスパブリッシング
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-910286-27-3
4-910286-27-6
税込価格 1,540円
頁数・縦 240P 19cm

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要旨

今や海外に出張者や駐在員を派遣する企業は、中小企業でも珍しくない。だが、日本は世界の中でも「安全な国」の部類に入り、ほとんどの国や地域は日本ほど安全ではない。政情不安による治安の悪化に加え、軍事侵攻やテロ、パンデミックの脅威は以前より増している。企業はどのように危機管理をすればいいのか。
本書では、企業の海外危機管理体制のあり方、危機管理担当者が知っておくべき心構えや具体的な方法、駐在員・拠点長・出張者が知っておくべき安全対策などを、現場をよく知る専門家の視点から網羅的・具体的かつ詳しく解説。危機管理に携わる担当者や、海外に派遣された当事者だけでなく、事業の持続可能性を高めるための企業価値向上を図ろうとする経営者、現代における「危機」とその対策について知りたい人たちにも役立つ内容となっている。
著者は安全サポート株式会社代表取締役。住友海上火災保険(現三井住友海上)で本社国際部、デュッセルドルフ駐在員、ミュンヘン事務所長、外務省への出向などを経て2005年に安全サポート株式会社を設立。2,000社を超える企業への海外危機管理アドバイスを行った経験を有する。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年4月3日]

商品内容

要旨

企業の海外危機管理担当者、そして経営者に贈る予断を許さない世界情勢の中で、企業に求められる対応とは?豊富な事例と、問題形式による対応シミュレーションを収録。戦争、テロ、暴動から日常的な犯罪被害まで、海外危機管理のプロが長年の実践をもとに惜しみなく語る企業がとるべき行動のすべて。

目次

第1章 海外に送り出す社員の命、会社はしっかりと向き合っていますか?
第2章 海外危機管理担当者の課題
第3章 緊急事態のシミュレーション、会社の判断は?
第4章 海外派遣者自身が取るべき安全対策
第5章 治安上注意が必要な国の例
第6章 最近マスコミをにぎわしている重大事案

著者紹介

有坂 〓成 (アリサカ レンセイ)  
安全サポート株式会社代表取締役。1977年、住友海上火災保険株式会社(現三井住友海上)に入社。ドイツ・ミュンヘンでの研修を経て、本社国際部(海外駐在員の人事制度改定や危機管理を担当)。その後、デュッセルドルフ駐在員を経てミュンヘン事務所長に就任。1999年に外務省に出向。危機管理対策のノウハウを活かし「海安協ホームページ」(現在の外務省海外安全ホームページ)を立ち上げたほか、『誘拐対策マニュアル』の編集を担当。2005年に安全サポート株式会社設立、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)