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院政期文化論集 4

宗教と表象

院政期文化論集   4

出版社名 森話社
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-916087-47-8
4-916087-47-X
税込価格 6,160円
頁数・縦 238P 22cm
シリーズ名 院政期文化論集

商品内容

要旨

院政期の宗教は、歴史上も数学上も過渡期のものとされがちである。しかし、密教の秘説化や神仏習合の体系化などはこの時代に深化している。こうした宗教的特質と関連した美術・建築等の創造営為を検討して、その表象行為や機能を明らかにする。

目次

1 院政期法会論―院御願寺修正会をめぐって
2 天台本覚論―証真説に着目して
3 院政期の浄土教
4 中世寺院のネットワーク
5 院政期と表象―モノ・コト・主体・行為
6 秘儀と建築空間―壇所の基礎的考察
7 書と書物―仮名、歌を表わす文字
8 都の情景に浄土を見る―「片輪車蒔絵螺鈿手箱」考