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がんになったら知っておきたいお金の話 看護師FPが授ける家計、制度、就労の知恵

出版社名 日経メディカル開発
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-931400-90-0
4-931400-90-6
税込価格 1,650円
頁数・縦 357P 19cm

商品内容

要旨

がんと向き合い、自分らしく生きていく上で生じる悩みは身体のことだけではない。「がんの治療費はどう捻出したら良いか」「治療中住宅ローンはどうやって支払っていったら良いか?」といった経済面の切実な悩みを抱えている。看護師経験者であり、ファイナンシャル・プランナー(FP)でもある筆者に具体的な相談例を基にアドバイスしてもらう。

目次

プロローグ 看護師FPってなに?
がんになったらお金はどうすれば良いの?(治療生活の家計の考え方の基本)
第1章 自営業(個人事業主)のケース
第2章 働き盛りの会社員のケース
第3章 60代前半のケース
第4章 専業主婦のケース
第5章 共働きの妻のケース
第6章 つらくて退職を検討しているケース
第7章 再発後見通しが分からないケース
第8章 一人暮らしのケース
第9章 積極的な治療を終了したケース
エピローグ 一人で悩まない、困ったときの相談相手探し(NPO法人がんと暮らしを考える会の紹介)

おすすめコメント

毎年がんと診断される人は約100万人、就労するがん患者は40万人に上る。がんは他の慢性疾患とは違いお金の悩みが生じることがある。公的制度や民間のサービス、個人的な資産の活用によって悩みを軽減することは可能だが、知られていない現状がある。NPO法人がんと暮らしを考える会の事務局長で、看護師経験者でファイナンシャルプランナー(FP)でもある著者が具体的な相談例をもとにアドバイスを行う。

著者紹介

黒田 ちはる (クロダ チハル)  
黒田ちはるFP事務所代表。NPO法人がんと暮らしを考える会事務局長。看護師としてがん患者やその家族のケアに携わる中で、経済的なつらさが身体や心に影響を及ぼしていることを目の当たりにし、ファイナンシャル・プランナー(FP)を志す。現在、FPとして医療機関などでがん患者専門の家計相談のほか、全国の患者、家族が気軽に家計の相談を受けられるように医療機関や自治体、企業での講演、テレビでのコメンテーター、FPの相談員育成にも力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)