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激論!ひきこもり

出版社名 ポット出版
出版年月 2001年9月
ISBNコード 978-4-939015-37-3
4-939015-37-8
税込価格 1,870円
頁数・縦 221P 20cm

商品内容

要旨

ひきこもりのことちゃんと話そう!まったく立場の違う現場に身を置き、これまで対立していると思われてきた二人が、ひきこもりの本質と解決に迫る。

目次

第1章 ひきこもりとの出会い
第2章 ひきこもりとは何か
第3章 ひきこもりと親子関係
第4章 ひきこもりと援助活動
第5章 ひきこもりと就労

おすすめコメント

ひきこもりへの認識、その援助方法において、まったく違う現場に身を置き、これまで対立していると思われてきた斎藤環と工藤定次。その2人が「ひきこもりとは何か」「訪問指導は強制か」「精神医療の長所と欠点」などについて、徹底的に語り合い、ひきこもりの本質と解決に迫りました。

著者紹介

工藤 定次 (クドウ サダツグ)  
1950年、福島県生まれ。早稲田大学文学部、和光大学人文学部で心理学、社会学を学ぶ。77年、友人から引き継いだ学習塾にサリドマイド児を受け入れたことから、不登校児、障害を持つ子供など、さまざまな子供たちを受け入れるようになり、塾名も自らのあだ名・タメをとって「タメ塾」と改名。78年に初めてひきこもりの子供を受け入れ、以後、ひきこもりが共同生活を行うための寮、働くための作業場、外に向けた啓蒙のためのシンポジウムなど、一貫してひきこもりの自立を促す環境づくりを行うとともに、ひきこもりを家の外に出すきっかけとしての訪問指導に力を注いでいる
斎藤 環 (サイトウ タマキ)  
1961年、岩手県生まれ。筑波大学医学研究科博士課程修了。佐々木病院(千葉県船橋市)医師。専門は思春期・青年期の精神病理学、病跡学。精神科医の立場から「ひきこもり」問題の解決と啓蒙活動を続ける一方で、映画、漫画などのサブカルチャー全般についても積極的に発言している
永冨 奈津恵 (ナガトミ ナツエ)  
1970年、福岡県生まれ。フリーライター。『お〜い、ひきこもりそろそろ外へ出てみようぜ』(ポット出版)の制作に携わった1996年ごろ、はじめて「ひきこもり」という存在に出会う。「ひきこもりを考える会」(当事者・経験者、親、支援者のミーティング)に参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)