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さまよえる理想主義 現代日本社会論

出版社名 四谷ラウンド
出版年月 1996年8月
ISBNコード 978-4-946515-04-0
4-946515-04-6
税込価格 2,090円
頁数・縦 451,3P 20cm

商品内容

要旨

1995年―刮目すべきその年の幾多の社会事象や論争を徹底的に冷静に、読み解き抜く。思想、社会、政治、経済などそれぞれの領域に通底する「アメリカニズム」と「日本的なるもの」の相克、もしくは曖昧な均衡を看破する。そしてその末に見つけ出した著者の提言的解答とは公共性である。

目次

第1部 まえがき―「二元性」から「公共性」へ
第2部 敗戦50年後の光景―「二元性」の隘路(自己決定論の限界
制度への不信
丸山真男氏の戦後50年)
第3部 噴出する問題群―日本社会論 ’95〜’96(阪神・淡路大震災の提起するもの
ロッキード事件の何が風化したか
陰謀論シンドローム
ムカつき社会の憲法
無党派層の選択
オウムと高度消費社会 ほか)
第4部 「二元性」と「公共性」の諸層―産業、マスメディア、情報化、世代、関係、都市