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将軍たちの夜

角川文庫 キ14−1

出版社名 角川書店
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-04-298209-8
4-04-298209-3
税込価格 985円
頁数・縦 489P 15cm

商品内容

要旨

1942年、ナチス・ドイツ占領下のポーランドで猟奇殺人が発生。唯一の目撃証言はドイツ軍人、それも将軍クラスの人物による犯行を暗示していた。ドイツ軍防諜部のグラウ少佐は、容疑者を3人の将軍にまで絞り込み捜査を進める。しかし軍という巨大組織の隠微な刃が、グラウ自身にも迫ろうとしていた―。大戦の狂気と正義を求める心の闘争を描いた群像サスペンスの名作、半世紀の時を経て、瑞々しい新訳で登場。

著者紹介

キルスト,ハンス・ヘルムート (キルスト,ハンスヘルムート)   Kirst,Hans Hellmut
1914‐1989。1914年、東プロイセンのオスタローデ(現在のポーランド、オストルーダ)に警察官の息子として生まれる。父の勧めで軍人となり、第二次世界大戦に従軍。終戦後の50年、“Wir nannten ihn Galgenstrick”(『絞首台の縄と呼ばれた男』)を発表し、作家としてデビューを果たす。以降、戦争や軍隊を題材とする作品を次々と発表。国外でも高い評価を受ける。『将軍たちの夜』(1962年発表)は映画化され、タンツ将軍にピーター・オトゥール、グラウ少佐にオマー・シャリフという配役で話題を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)