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あめこんこん 新装版

講談社の創作絵本 ちいさいモモちゃんえほん

出版社名 講談社
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-06-132401-5
4-06-132401-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 〔24P〕 25×27cm

商品内容

要旨

新しいかさと長ぐつを買ってもらったモモちゃん。雨がふるのをまちきれません。「あめふりごっこするもんよっといで」というと、「いれて」って声が聞こえてきました。だれでしょう?文のリズムと絵のハーモニーをお楽しみください。よみきかせ:3歳から、ひとりよみ:6歳から。

おすすめコメント

【1】ほのぼのo(^_^)o【2】女の子/傘/長靴/カエル/カタツムリ/雨【3】3才【4】8分【5】24ページ【6】250×265mm【7】新しい傘と新しい長靴を買ってもらったモモちゃんは、早く使いたくて、お日様がでているのに、雨ふりごっこをすることにしました。(読み聞かせにオススメ)

出版社・メーカーコメント

「あめこんこん、ふってるもん。うそっこだけど ふってるもん あめふりごっこする もんよっといで。」というモモちゃんの声に、「いれて」とだれかが答えます。つぎつぎに仲間が加わっていって、最後に「いれて」っていったのは……。・文/松谷みよ子さんからのメッセージ゛あめこんこん ふってるもん゛によせて 松谷みよ子幼い子が、はじめて雨にさす傘と、長ぐつを買ってもらったよろこび。まっかな傘に、まっかな長ぐつ。おかあさんにおんぶして、雨の日、大きな傘でおでかけもうれしいけど、もう大きくなったんです。じぶんの傘と、じぶんの長ぐつで、雨の日あるけるんです。もううれしくて、「はやく雨こんこん、ふらないかなあ」と、空をみあげているうちに、もうじっとしていられなくなって、「雨こんこん、ふってるもん、うそっこだけどふってるもん」お天気なのに外へとびだしてしまうのです。傘をさして、長ぐつをはいて――。おや、そうしたら、ポツリ、ほんとに雨がふってきて――。生きてるって、すてきだな。お日さまもだいすき、雨もだいすき。一日一日が、どきどきするような新鮮なよろこびを、私たちも、子供といっしょにうけとめましょうよ。・担当者のうちあけ話松谷みよ子さんの代表作「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズから、「ちいさいモモちゃん」のお話を絵本にした、武田美穂さん版「ちいさいモモちゃんえほん」は、1995年に小さいサイズで刊行されました。これは、子どもたちが、お家でお父さん、お母さんのおひざの上にのって読むことを想定したもの。今回、それをリニューアルして幼稚園や保育園での読み聞かせにも使えるように、すこし大きめサイズにしました。じつをいうと、そのきっかけは設定が拡大のまましてしまったカラーコピー。そのモモちゃんがなんともいえずかわいく、こっち、こっちとよばれているようで、「大きいのもいいじゃない」とそのままダミー(試作品)を作ってしまいました。お家でも、大勢の読み聞かせでも「あめふりごっこ するもの よっといで」「いれて」という文のリズムと、絵のかけあいを楽しんでくださると嬉しいです。(ほろほろ鳥)

著者紹介

松谷 みよ子 (マツタニ ミヨコ)  
東京都生まれ。作家。大人気となった「モモちゃんとアカネちゃん」シリーズ(講談社)をはじめとする童話や、絵本、民話研究など幅広い分野で、金字塔といえる作品群を発表する。1962年には『龍の子太郎』(講談社)で、国際アンデルセン賞優良賞を受賞
武田 美穂 (タケダ ミホ)  
東京都生まれ。絵本作家。受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)