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きもだめし せすじがこおるしかけつき!

講談社の創作絵本

出版社名 講談社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-06-133293-5
4-06-133293-7
税込価格 1,210円
頁数・縦 〔28P〕 20×20cm

出版社・メーカーコメント

『きもだめし』は、その名の通り、夏の風物詩である肝試しがテーマの、縦開きのしかけ絵本です。不気味な日本人形の、おどろおどろしい肝試しへの案内から、本作は始まります。幽霊や、一つ目お化け、ろくろっくび、のっぺらぼうなど、定番のお化けや妖怪が次々に登場するのですが、一番の見どころはなんといっても、驚きの「しかけ」です。この作品は、縦にページをめくっていく縦開きの絵本ですが、お化けが出てくるページは、片観音になっています。最初にページを開くと、井戸や、地面が見えていて、そのページを上に開ければ、井戸から幽霊が現れたり、地面から骸骨が飛び出したりするのです。思わせぶりなテキストのページがあり、それをめくると、お化けが飛び出す、という構成は、まるで実際にお化け屋敷や肝試しに行ったかのような、臨場感あふれるしかけです。おはなし会や、親子でドキドキしながら楽しめる1冊です。

著者紹介

新井 洋行 (アライ ヒロユキ)  
1974年東京生まれ。絵本作家、デザイナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)