
「新しい歴史学」とは何か アナール派から学ぶもの
講談社学術文庫 1201
出版社名 | 講談社 |
---|---|
出版年月 | 1995年10月 |
ISBNコード |
978-4-06-159201-8
(4-06-159201-7) |
税込価格 | 961円 |
頁数・縦 | 301P 15cm |
商品内容
要旨 |
19世紀後半からフランス歴史学界の主流を占めた実証主義に対して、アンチ・テーゼとして登場したアナール派。その主張は、限定した学問体系を別個に打ちたてることではなく、逆に歴史を狭い専門領域の囲いから解放することであった。歴史における時間と空間の多層性を認識の前提にして、「フォークロア」や「死と生」「都市空間」など多様な領域をとりあげ、歴史学を人間諸科学の総体として捉えた好著。 |
---|---|
目次 |
1 「日常性」と近代の権力秩序 |