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蓮如〈御文〉読本

講談社学術文庫 1476

出版社名 講談社
出版年月 2001年3月
ISBNコード 978-4-06-159476-0
4-06-159476-1
税込価格 1,078円
頁数・縦 271P 15cm

商品内容

要旨

蓮如が認めた御文は、衰微していた本願寺を再興し、真宗繁栄の道筋を拓く切り札となった。真実の信仰とはいったいどんなものなのか。深い愛と智恵に満ち、信じる事の法悦を謳う伝道の書で、親鸞の教えと蓮如の全思想が凝集されている御文十通を、本願寺門跡、蓮如研究の第一人者が、一語一語丁寧に読み解き、真宗信心の要訣を描き示す。

目次

五帖目第十通―聖人一流の章
五帖目第十一通―御正忌の章
五帖目第十三通―无上甚深の章
五帖目第十四通―上〓下主の章
五帖目第十五通―阿弥陀如来本願の章
五帖目第十六通―白骨の章
五帖目第十七通―一切女人の章
五帖目第十八通―当流聖人の章
五帖目第十九通―末代悪人の章
五帖目第二十一通―経釈の明文の章

出版社・メーカーコメント

真宗の思想の神髄を記した御文を読み解く。蓮如が認めた御文は衰微していた本願寺再興の切り札となった。親鸞の教えと蓮如の全思想が凝集している御文十通を丁寧に読み解き、真宗の信心の要訣を描き示す。

著者紹介

大谷 暢順 (オオタニ チョウジュン)  
1929年京都生まれ。東京大学文学部、ソルボンヌ高等学院卒業。パリー第7大学文学博士。名古屋外国語大学名誉教授。フランスパルム・アカデミック勲章受章。現在、本願寺維持財団理事長。著書に『蓮如上人全集』『定本五帖御文』『親鸞聖人集』(仏語)『御文を通じて見たる蓮如上人の教理と実践』(仏語)『ジャンヌ・ダルクと蓮如』、訳書に安部公房『他人の顔』(仏訳)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)