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魔球の伝説

講談社文庫

出版社名 講談社
出版年月 1994年2月
ISBNコード 978-4-06-185604-2
4-06-185604-9
税込価格 470円
頁数・縦 254P 15cm

商品内容

要旨

目の前のプレーそのものよりも、記録に残された、あるいは書き残されたものがもつ、もうひとつの野球の魅力を人々は知っている。実現されなかった可能性を残して逝った沢村栄治、幻の盗塁王ビリー・ハミルトンなど幾多のプレイヤーたち。これはボールに命運を賭け、伝説となった男たちに贈る讃辞なのだ。日米野球エッセイ。

目次

神話を演じた男―山口高志
野性とライバル―一九六八年、江夏の挑戦
断念から始まる物語―守備の名手達
ボールよ、曲がれ―変化球の持つ魔力
記録の見方―幻の盗塁王ビリー・ハミルトン
伝説の生まれる時―沢村栄治と王貞治
禁じられた投法―カール・メイズ
挫折した才能のために―ハック・ウィルソン
スターと時代の物語―稲尾和久
捕手の原型―サイレント・プレイヤー
アメリカの悲劇―ジョー・ジャクソン
失われた天才―簑田浩二
二塁手の顔―スターを待つポジション
黄金のサウスポー江夏豊
語り継がれる物語―ホーナス・ワグナー
英雄譚としての記録―打率四割の神話
エースと呼ばれなかった投手―足立光宏
ピンチヒッター―高井保弘
フェンスの向こうのアメリカ―国技としての野球
書き替えられた伝説(黒人大リーグの光と影
“サチェル”ペイジ)