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眼の哲学・利休伝ノート

講談社文芸文庫 現代日本のエッセイ

出版社名 講談社
出版年月 1994年3月
ISBNコード 978-4-06-196263-7
4-06-196263-9
税込価格 1,034円
頁数・縦 253P 16cm

商品内容

要旨

“遊び”の真の精神を知り尽した陶器鑑賞家にして装幀家。美の絶対境を追求しつつ命を懸けて美の世界を生き通した伝説的な批評家青山二郎。彼を知悉した小林秀雄をして「僕たちは秀才だが、あいつだけは天才だ」とまで言わしめた青山二郎の代表的評論「眼の引越し」等十六篇。独特の批評精神漲る芸術論、陶芸・絵画論に加えて貴重な未刊行本の草稿「利休伝ノート」を初めて収録。

目次

眼の引越し
眼の筍生活
上州の賭場
博徒風景
若気の色
続・若気の色
画と小説の手習い
梅原龍三郎論にまなびて
梅原龍三郎
富岡鉄斎
私の接した中原中也
贋物と真物について
奇妙な「永仁」重文解除
唐九郎を“鑑定”する
知られざる神
利休伝ノート

出版社・メーカーコメント

「美」の絶対境を追求した芸術論エッセイ。文芸の枠を越えて、小林秀雄をして天才とまで言わしめた青山二郎の代表作「眼の引越し」他に、単行本未収の随筆と貴重な未刊行本草稿「利休伝ノート」を初収録。