• 本

時空蒼茫

出版社名 講談社
出版年月 2005年10月
ISBNコード 978-4-06-213145-2
4-06-213145-5
税込価格 2,530円
頁数・縦 403P 20cm

商品内容

文学賞情報

2006年 第44回 歴程賞(旧藤村記念歴程賞)受賞

要旨

永井荷風、クレー、吉行淳之介、そして、思い出の海―時空を超え、記憶と忘却の間から紡ぎだされる随想・批評集。

目次

富士見橋の上で
飛鳥山十二景
田端村に住む
江戸東京遊歩
昼さがりの雨から「夕陽ケ丘」まで
「神怪き」夕陽の歌
「砂の上の植物群」はどこに
落日のヴィラ
赤とんぼ幻景
透明なまでに薄命な
深川三角屋敷の方へ
内房の夏休み
外房の波の音
泳ぐことから見ることへ
太陽の眩暈にむかって

出版社
商品紹介

70年の記憶と教養が溢れ出す最高級文学。芥川、吉行淳之介、クレー、永井荷風…著者の70年の人生から「手さぐりの想起」で導き出した物語。

著者紹介

高橋 英夫 (タカハシ ヒデオ)  
1930年生まれ。文芸評論家。東京大学文学部独文科卒業。主な著書に、『批評の精神』(講談社文芸文庫、亀井勝一郎賞受賞)、『偉大なる暗闇』(講談社文芸文庫、平林たい子賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)