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雲雀の巣を捜した日

出版社名 講談社
出版年月 2005年11月
ISBNコード 978-4-06-213153-7
4-06-213153-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 277P 20cm

商品内容

要旨

すさまじき小説家が作り事でない想いを綴り忌憚なく心の内を覗かせる。私小説を断筆するとした「凡庸な私小説作家廃業宣言」、「私の思想」から「死のやすらぎ」、そして「言葉について」…。作家の覚悟と矜持を示したエッセイ集。

目次


死の安らぎ
迷子
神田神保町
私の好きな景観
日本の残したい風景

駒込千駄木町の露地
戀ノ浜
灘の喧嘩祭り〔ほか〕

出版社
商品紹介

死、言葉、文士の意地から、私小説家廃業宣言まで。多岐に渡るテーマに通底する、著者自身の鋭い批評精神と、実践者としての覚悟が、読者を捕らえて魅了する。

おすすめコメント

私小説を断筆するとした「凡庸な私小説作家廃業宣言」、「私の思想」から「死のやすらぎ」、そして「言葉について」・・・作家の覚悟と矜持を示したエッセイ集。

著者紹介

車谷 長吉 (クルマタニ チョウキツ)  
昭和20年(1945)兵庫県飾磨市(現・姫路市)に生まれる。慶應義塾大学文学部独文科卒業。広告代理店などに勤務しながら、二十代の頃より小説を書き継ぐ。その後、東京を離れ関西で下足番、料理人として働く。平成4年に上梓した初の作品集『鹽壷の匙』で三島由紀夫賞、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。平成10年『赤目四十八瀧心中未遂』で第一一九回直木賞を受賞。平成13年「武蔵丸」で川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)