• 本

祈望

出版社名 講談社
出版年月 2010年6月
ISBNコード 978-4-06-216283-8
4-06-216283-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 202P 20cm

商品内容

要旨

母と姉が白昼、惨殺された。逃げるのが面倒だからと逮捕されたのは、少年だった。センセーショナルな事件に、遺された「私」、父、弟の生活は一変した。逃げるように家を出て、逃げるように暮らした。そして私には殺人衝動が生まれた。20年後、認知症で入院した父が記した3冊のノートを見つける。それは、父が事件を自分なりに調べ、犯人に迫ろうとした軌跡だった。―父は殺人犯に接触していたのか。現代の「罪と罰」の最先端に挑んだ、新境地作品。

出版社
商品紹介

母と姉を殺したのは少年だった。遺族の生活は一変した。22年後、父が記したノートを見つける。父は犯人に接触していたのか。現代の「罪と罰」を問う、新境地。

おすすめコメント

母と姉を殺した少年は、どこに行ったのか。 母と姉を殺したのは少年だった。遺族の生活は一変した。22年後、父が記したノートを見つける。父は犯人に接触していたのか。現代の「罪と罰」を問う、新境地。

著者紹介

藤崎 慎吾 (フジサキ シンゴ)  
1962年、東京都生まれ。埼玉県在住。米メリーランド大学海洋・河口部環境科学専攻修士課程修了。科学雑誌の編集者や記者、映像ソフトのプロデューサーなどをするかたわら小説を書き、1999年に『クリスタルサイレンス』(朝日ソノラマ)でデビュー。現在はフリーランスの立場で小説のほか科学関係の記事やノンフィクションなどを執筆している。日本SF作家クラブおよび宇宙作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)