• 本

出版社名 講談社
出版年月 2011年3月
ISBNコード 978-4-06-216805-2
4-06-216805-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 297P 20cm

商品内容

要旨

群像編集部の若手編集者羽田御名子のもとに、小説家志望の安良川王爾から持ち込まれた原稿「裂」。登場人物には御名子の名が使われ、穢されていた―。「群像」連載時から注目を集めた作品がついに単行本化。文芸出版界の内実を曝す問題作。

おすすめコメント

「小説を書くことしか取り柄がないくせに」文芸出版界の内実を曝す問題作。群像編集部の若手編集者羽田御名子のもとに、小説家志望の安良川王爾から持ち込まれた原稿<裂>。登場人物には御名子の名が使われ、穢されていた――。「群像」連載時から注目を集めた作品がついに単行本化。

著者紹介

花村 萬月 (ハナムラ マンゲツ)  
1955年東京生まれ。’89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。’98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、同年『王国記』シリーズの序にあたる『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)