水の柩
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2011年10月 |
ISBNコード |
978-4-06-217257-8
(4-06-217257-7) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 286P 20cm |
商品内容
要旨 |
老舗旅館の長男、中学校二年生の逸夫は、自分が“普通”で退屈なことを嘆いていた。同級生の敦子は両親が離婚、級友からいじめを受け、誰より“普通”を欲していた。文化祭をきっかけに、二人は言葉を交わすようになる。「タイムカプセルの手紙、いっしょに取り替えない?」敦子の頼みが、逸夫の世界を急に色付け始める。だが、少女には秘めた決意があった。逸夫の家族が抱える、湖に沈んだ秘密とは。大切な人たちの中で、少年には何ができるのか。 |
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出版社 商品紹介 |
老舗旅館の長男、中学校二年生の逸夫と、同級生の敦子。二人だけの計画が、少年の日常を色付ける。だが、少女には秘めた決意があった。湖の底に沈んだ秘密とは。 |
出版社・メーカーコメント
私たちがあの場所に沈めたものは、いったい何だったのだろう。 五十数年前、湖の底に消えた村。 少年が知らない、少女の決意と家族の秘密。 誰もが生きていくため、必死に「嘘」をついている。 いま最も眩しい作家が描く、成長と再生の物語。 老舗旅館の長男、中学校二年生の逸夫は、自分が“普通”で退屈なことを嘆いていた。同級生の敦子は両親が離婚、級友からいじめを受け、誰より“普通”を欲していた。文化祭をきっかけに、二人は言葉を交わすようになる。「タイムカプセルの手紙、いっしょに取り替えない?」敦子の頼みが、逸夫の世界を急に色付け始める。だが、少女には秘めた決意があった。逸夫の家族が抱える、湖に沈んだ秘密とは。大切な人たちの中で、少年には何ができるのか。 絶望と希望を照らす作家・道尾秀介がおくる、心に染みる人間ドラマ!