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塀のなかで悟った論語 現代人を癒す24の答え

出版社名 講談社
出版年月 2013年4月
ISBNコード 978-4-06-218366-6
4-06-218366-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 333P 20cm

商品内容

要旨

敏腕特捜検事→闇社会の守護神→逮捕、約5年の独房生活…「どんな人生でも必ず、変わることができる」絶望と死の淵で光を放った、論語が導く人生の答え。ベストセラー『反転』から6年…監獄のなかで綴った魂の手記。

目次

序章 絶望のなかの光
第1章 論語と出会った日々
第2章 司法試験と論語
第3章 ヤクザと検事の論語論争
第4章 母の真心のなかにあった論語
第5章 過ちて改むるに憚る検事たち
第6章 検事総長が孔子の教えに従えば
第7章 法と恕の衝突
第8章 孔子が見た大阪地検「証拠隠滅事件」

出版社・メーカーコメント

「闇社会の守護神」と呼ばれ、バブル時代の大阪で栄華を極めた弁護士人生は「反転」、監獄の独房のなかで思索に思索を重ねた――すると「論語」によって人生の意味がすべて分かった! 4年8ヵ月に及んだ刑期のなかでのガン宣告、絶望の淵にたたずむ著者。血尿を見るほど苦しみ、塀のなかで自分の毀誉褒貶のある人生を振り返ると、そこでは孔子の言葉がつねに心の支えになっていた。「インテリヤクザとの論語尋問合戦」「検察が抱える闇と信念の狭間での葛藤」など、人の何倍も転んでは起き上がり、転んでは起き上がる壮絶な体験をしてきた著者だからこそ得られた「生きた論語」の解釈には、現代人が困難な日々を生活していくうえでのヒントがそこかしこにちりばめられている!

著者紹介

田中 森一 (タナカ モリカズ)  
1943年、長崎県に生まれる。岡山大学法学部在学中に司法試験に合格。1971年、検事任官。大阪地検特捜部などを経たあと、東京地検特捜部で、撚糸工連汚職、平和相互銀行不正融資事件、三菱重工CB事件などを担当。その辣腕ぶりが「伝説」となり、名声を博す。1987年、弁護士に転身。2000年、石橋産業事件をめぐる詐欺容疑で東京地検に逮捕、起訴され、無罪を主張するも実刑が確定。2012年11月に刑期を終える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)