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賢帝と逆臣と 小説・三藩の乱

出版社名 講談社
出版年月 2014年9月
ISBNコード 978-4-06-219096-1
4-06-219096-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 319P 20cm

商品内容

要旨

有徳の皇帝がすべてを決めて統治するこそ理想―。十七世紀半ば十四歳で親政を始めた清の第四代皇帝・康煕帝(玄〓(よう))は、勉強熱心で経書や史書に明るく、聖賢の道を究めることを理想としていた。この時期、清の南方には独立小国家ともいえる三つの藩があり、最大の実力者・呉三桂は明から清に寝返った将軍だった。「裏切った者は、また叛く」―玄〓(よう)は、叛乱を覚悟しながらも熟慮を重ね、三藩の廃止を決定。それは「史上最高の名君」となるための重大な決意だった。

著者紹介

小前 亮 (コマエ リョウ)  
1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。在学中より歴史コラムの執筆を始める。(有)らいとすたっふに入社後、田中芳樹氏の勧めで小説の執筆をはじめ、2005年、『李世民』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)