• 本

赤の他人だったら、どんなによかったか。

出版社名 講談社
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-06-219531-7
4-06-219531-3
税込価格 1,540円
頁数・縦 237P 20cm

商品内容

要旨

ある日、隣町で危険ドラッグを吸った犯人による通り魔事件が発生!教室はその話題でもちきりに。中学2年生の風雅は、容疑者が親戚だと知って、大ショック…。クラスメイトに知られたくないと思う。なのに、夏休みが終わったら犯人の娘・聡子が転校してきて、同じクラスになってしまった!いじめられている彼女に、してあげられることは―!?「他人とは何か」「血のつながりとは何なのか」…、前編で風雅、後編で聡子と対照的な2人の視点から描く物語。

おすすめコメント

■朝日中高生新聞の大人気連載が待望の出版化! 「うつのみやこども賞」受賞作家! ■親戚が通り魔だったら、どうしますか? ■あらすじ ある日、隣町で危険ドラッグを吸った犯人による通り魔事件が発生!教室はその話題でもちきりに。中学2年生の風雅は、容疑者が親戚だと知って、大ショック……。クラスメイトに知られたくないと思う。なのに、新学期になったら犯人の娘・聡子が、同じクラスに転校してきてしまった! いじめられている彼女に、してあげられることは――!? 「他人とは何か」「血のつながりとは何なのか」…… 前編で風雅、後編で聡子と対照的な2人の視点から描く物語。「いじめ」について、こういう考え方を持てば、一歩踏み出せるんじゃないかと思って書きました(吉野万理子) ■本文より 最近、オレは思うんだ。誰も彼も、実はつながってて、極端な話、オレとこの国の首相も千年さかのぼれば、遠い親戚なんじゃねーか、って。赤の他人なんていない、つーか。──風雅 ひとことでも言葉を交わしたら、「赤の他人」は「知り合い」に変わるの。──聡子

出版社・メーカーコメント

ある日、隣町で危険ドラッグを吸った犯人による通り魔事件が発生!教室はその話題でもちきりに。中学2年生の風雅は、容疑者が親戚だと知って、大ショック……。クラスメイトに知られたくないと思う。なのに、新学期になったら犯人の娘・聡子が、同じクラスに転校してきてしまった! いじめられている彼女に、してあげられることは――!? 「他人とは何か」「血のつながりとは何なのか」……前編で風雅、後編で聡子と対照的な2人の視点から描く物語。「いじめ」について、こういう考え方を持てば、一歩踏み出せるんじゃないかと思って書きました(吉野万理子)

著者紹介

吉野 万理子 (ヨシノ マリコ)  
1970年生まれ。神奈川県出身。作家、脚本家。2005年、『秋の大三角』(新潮社)で第1回新潮エンターテインメント新人賞を受賞。『劇団6年2組』(学研)で第29回うつのみやこども賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)