Aではない君と
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2015年9月 |
ISBNコード |
978-4-06-219558-4
(4-06-219558-5) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 349P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2016年
第37回
吉川英治文学新人賞受賞 |
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要旨 |
勤務中の吉永のもとに警察がやってきた。元妻が引き取った息子の翼が死体遺棄容疑で逮捕されたという。しかし翼は弁護士に何も話さない。吉永は少年法十条に保護者自らが弁護士に代わって話を聞ける『付添人制度』があることを知る。生活が混乱を極めるなか真相を探る吉永に、刻一刻と少年審判の日が迫る。 |
出版社 商品紹介 |
十四歳の息子が死体遺棄容疑で逮捕された。弁護士に何も話さない息子に対し、父は付添人となり、少年審判に参加することを決断する。 |
おすすめコメント
殺人者は極刑に処すべきだ。親は子の罪の責任を負うべきだ。周囲は変調に気づくべきだ。自分の子供が人を殺してしまってもそう言えるのだろうか。読み進めるのが怖い。だけど読まずにはいられない。デビューから10年間、少年事件を描き続けてきた薬丸岳があなたの代わりに悩み、苦しみ、書いた。この小説が、答えだ。