• 本

「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気

出版社名 講談社
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-06-219674-1
4-06-219674-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 350P 19cm

商品内容

要旨

事故死後四年を経て明らかにされる、カリスマ・プロデューサーの破天荒な一生。

目次

第1章 アニメ村の一匹狼
第2章 芝居とジャズと歌謡ショー
第3章 ヤマトは一日にして成らず
第4章 栄光は我にあり
第5章 勝利者のジレンマ
第6章 砂上のビッグ・カンパニー
第7章 破滅へのカウントダウン
第8章 獄中戦記
第9章 復活する魂

出版社
商品紹介

目立ちたがり屋、大ぼら吹き、女ったらし、独裁者だが天才!事故死後4年を経て明らかにされる、カリスマ・プロデューサーの真実。

おすすめコメント

ヤマトがあったから僕はアニメを見続けることができた」――庵野秀明(監督・プロデューサー、2008年・西崎義展との対談より) 日本アニメの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」が誕生してから40年以上になる。生みの親であるプロデューサー西崎義展(1934ー2010)はすべてにおいて「特異な男」だった。交流をもった者は誰もが彼を「悪党」と評しながらも、そこには深い愛憎が見てとれる。いまや世界の文化である日本アニメを語るうえで無視することができない西崎義展の存在を、その大いなる成功と挫折から綿密に描く初の本格的ノンフィクション 宇宙戦艦ヤマト」のプロデューサー・西崎義展が、遊泳のため訪れていた小笠原・父島で船上から海へ転落。午後二時五八分、死亡が確認された―。平成二二(二〇一〇)年一一月七日、その夜半にもたらされた一報に首をかしげる関係者は少なくなかった。「もしや西崎は消されたのではないか。あの男はそれだけの恨みを買っている」 またたく間に、本気ともブラックジョークともつかぬ他殺説が世間に流布されていった。(「序章」より)

著者紹介

牧村 康正 (マキムラ ヤスマサ)  
1953年、東京都生まれ。立教大学法学部卒業。竹書房入社後、漫画誌、実話誌、書籍編集、映像制作などを担当。映像作品では立川談志の初の落語映像作品を制作。また実話誌編集者として山口組などの裏社会を二〇年にわたり取材した。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリスト
山田 哲久 (ヤマダ テツヒサ)  
1949年、東京都生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。1972年、東映生田スタジオに助監督として入社。1977年、オフィス・アカデミーに移り、西崎義展のアシスタントプロデューサーをつとめる。その後、サンライズを経て、1995年に独立しアストロビジョン設立、同社代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)