愛国とノーサイド 松任谷家と頭山家
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2017年3月 |
ISBNコード |
978-4-06-219693-2
(4-06-219693-X) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 348P 20cm |
商品内容
要旨 |
「昭和」の主音とは何だったのか?ユーミンも知らなかった両家の歴史がここにある! |
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目次 |
つぶやき |
おすすめコメント
戦前最強の思想的家柄・頭山家と戦後最強エンタテイメントの家柄・松任谷家という「ネオ名家」を軸に織りなす決定版戦後史。「昭和」の主音(キーノート)とは何だったのか。ユーミンも知らなかった、両家の歴史が明らかになる。昭和という時代、面白い出来事、場所、人の近くには決まって「松任谷家」の人々がいた。そして、昭和をつらぬく精神性の基盤には決まって「頭山家」の信念があった。「松任谷家」の「発明」精神と、「頭山家」の「尊皇」精神ーー。「昭和」を、この上なく面白くスリリングな時代にした両家のハイブリッドの軌跡を描き出す。金を無心し、そのためだけに生きる輩が大半の中、その精神の気高さが光る、松任谷家と頭山家。エスプリで時代を切り拓き、大きな足跡を残した彼らは、群れることをせず、あくまでもインディペンデントでアマチュアだった。優雅とは俗から離れてゆとりがあること。頭山家と松任谷家は、恍惚と絶望が絶えず交差する現代史の中でさまざまな試練を与えられながらも、確かな目で文化を産み、選び、育ててきた。真に日本人らしくある、といことはどういうことなのか? 「優雅なアマチュア」でい続けることが、これからの日本人にとっての生きる指針になるだろう。