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リボルバー・リリー

出版社名 講談社
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-06-220035-6
4-06-220035-X
税込価格 2,035円
頁数・縦 490P 20cm

商品内容

文学賞情報

2017年 第19回 大藪春彦賞受賞

要旨

小曽根百合。かつて「最も排除べき日本人」と呼ばれた美しき諜報員。消えた陸軍資金の鍵を握る少年・細見慎太との出会いが、彼女を戦場へと還らせる―。関東大震災後の東京を生き抜く先に、安息の地は待っているのか。VS.帝国陸軍1000人、たった二人の六日間戦争。小説現代長編新人賞から4年待望の受賞第一作!ノンストップ・アクション巨編!!

おすすめコメント

VS帝国陸軍1000人 たった二人の六日間戦争 小曽根百合――実業家・水野寛蔵の下、幣原機関で訓練を受け、十六歳で実地任務に投入。東アジアを中心に三年間で五十七人の殺害に関与し、各国大使館から「最も排除すべき日本人」と呼ばれた美しき諜報員。二十歳を迎えた彼女は、突然、活動を止め、消息を絶った。純粋で一途、ゆえに冷徹非情。硝煙をまとい、絶望と踊る女――二つ名は「リボルバー・リリー」。消えた陸軍資金の鍵を握る少年・細見慎太との出会いが、彼女を再び戦場へと還らせる。二人を追うのは帝国陸軍の精鋭たち。関東大震災後の東京を生き抜く先に、終息の地はあるのか!? ノンストップ・アクション巨編! 小説現代長編新人賞から四年、待望の受賞第一作!

著者紹介

長浦 京 (ナガウラ キョウ)  
1967年埼玉県生まれ。法政大学経営学部卒業後、出版社勤務などを経て放送作家に。その後、難病指定の病にかかり闘病生活に入る。2011年、退院後に初めて書き上げた『赤刃』で第6回小説現代長編新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)