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ストレスの脳科学 予防のヒントが見えてくる

出版社名 講談社
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-06-220768-3
4-06-220768-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 223P 19cm

商品内容

要旨

心と体のすべてをコントロールしている脳は、ストレスを受けた時、どのように変化しているのだろうか。その瞬間をとらえることができれば、これほど根源的なストレス対策の指標となるものはないだろう。本書では、私たちを取り巻くさまざまなストレス状況を設定し、最新の神経化学的方法でストレス時の脳の変化を測定した貴重な実験を紹介する。そこで積み重ねられた知見から、ストレスから心と体を守るには何をすればよいのか、予防のヒントが見えてくる。

目次

ストレスをどう測るか
ストレス研究の歴史
脳の作りと働き
ストレス状況で脳や体はどう反応するか
心理的ストレス
活動性ストレスは過労死モデルか?
仕事とストレス
加齢とストレス
ストレス反応のドミノ倒し
昼のストレスと夜のストレス

著者紹介

田中 正敏 (タナカ マサトシ)  
1940年、福岡市生まれ。九州大学医学部卒業。76年久留米大学助教授、同年オランダのユトレヒト大学医学部ルドルフ・マグヌス薬理学研究所に留学。86年久留米大学医学部薬理学教授、2002年、久留米大学医学部長となり、06年に退職。現在、久留米大学名誉教授。堀川病院(久留米市)に勤務。日本ストレス学会名誉会員、日本薬理学会名誉会員、日本神経精神薬理学会名誉会員をはじめ、日本心身医学会、日本神経化学会など各学会の功労会員、日本脳科学会理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)