神経とシナプスの科学 現代脳研究の源流
ブルーバックス B−1943
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2015年11月 |
ISBNコード |
978-4-06-257943-8
(4-06-257943-X) |
税込価格 | 1,188円 |
頁数・縦 | 318P 18cm |
商品内容
要旨 |
電気信号はいかにして意識を生み出すのか。画像診断ではとらえられない微小な電位こそ、私たちの心と体の謎を解き明かす鍵となる! |
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目次 |
第1章 電磁気現象と生体電気現象の同時発見 |
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生体のニューロン回路の謎解明に挑む 18世紀末、イタリアの物理学者ガルバニによって世界で初めて生体を流れる電気信号の存在が明らかになった。電気信号が、脳や体をどうやって動かすのか、その謎を解明するのに150年以上を要した。日本人を含む偉大な研究者たちがそのメカニズムを解き明かすことで、神経とシナプスで起こる複雑な生体電気信号の実体がわかってきた。記憶や意識は脳の中でどのように生まれるのか。ニューロン同士はどのように連係し合っているのか。21世紀の脳科学は生体電気信号をより深く知ることで意識の謎を解き明かす道を切り拓くかもしれない。