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漢方医学

講談社選書メチエ 553

出版社名 講談社
出版年月 2013年6月
ISBNコード 978-4-06-258556-9
4-06-258556-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 214P 19cm

商品内容

要旨

中国にもない日本独自の医学=漢方。近代西洋医学とも融合しながら世界でもユニークな治療実績を重ねつつあるその世界を、「虚・実」「気・血・水」など東洋思想に基づいた世界観から実際の治療の現場にいたるまで、第一人者が解説する。

目次

第1章 漢方とは何か(そもそも漢方医学とは何か?
鍼灸について)
第2章 漢方という「思想」(病気のとらえ方=世界観
漢方の診察
漢方医療とはどのような診断をするのおか
漢方薬とは何か?)
第3章 現代漢方の使い方―「治療」の章 その1(漢方で何ができるか?
漢方が得意とする治療
がんに対する治療
感染症
アレルギー性疾患
女性のなやみ
高齢者に対する治療)
第4章 漢方による実際の治療例―「治療」の章 その2(内科領域
産婦人科領域
泌尿器科領域
整形外科領域
精神科領域
アレルギー・皮膚疾患)
第5章 漢方を賢く使用する方法(漢方薬を上手に活用しよう
漢方薬の副作用も知っておこう
漢方の医師を上手に活用しよう
病気にならなように漢方を活用する)
第6章 漢方医学の抱える課題

著者紹介

渡辺 賢治 (ワタナベ ケンジ)  
1984年慶應義塾大学医学部卒、同大内科学教室勤務。90年東海大学免疫学教室、91〜95年米スタンフォード大学等を経て95年北里研究所東洋医学総合研究所にて本格的に漢方に取り組み始める。慶應義塾大学医学部漢方医学センター長を経て、慶應義塾大学環境情報学部教授、医学部兼担教授。奈良県立医科大学客員教授。日本内科学会総合内科専門医、米国内科学会上級会員、日本東洋医学会理事・指導医・漢方専門医、和漢医薬学会理事、日本漢方医学研究所理事。厚生労働省社会保障審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)