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痕跡 上

講談社文庫

出版社名 講談社
出版年月 2004年12月
ISBNコード 978-4-06-274947-3
4-06-274947-5
税込価格 785円
頁数・縦 354P 15cm
シリーズ名 痕跡

おすすめコメント

古巣へ戻ったスカーペッタに難事件が立ちふさがる。 1本の電話が始まりだった。法医学コンサルタントのケイ・スカーペッタは、死因不明の少女の遺体を調べるため、5年ぶりにリッチモンドの地を踏んだ。そこでは事件へのFBIの関与が明らかになる一方、かつてケイが局長として統率した検屍局が、無残にも破壊されつつあった。この町で何が起きているのか? 本書では、理性の光のあたらない人間の心の闇が、かつてないほど深く探究されている。意志の力ではコントロールできないもの、胸の奥底にうごめく不合理なものを、作者はえぐりだそうとした。あきらかに病的な人々だけではなく、死んだ少女の母親のような、一見ふつうの人の心のなかにある、非理性的な部分も描出されている。――<訳者あとがきより>

出版社・メーカーコメント

検屍官シリーズ驚愕の新展開で今年も登場!フロリダに落ち着いたスカーペッタに古巣バージニア州検屍局からの依頼が届いた。自宅で独り変死した少女は病死か他殺か。わずかな痕跡が新たな事件の幕を開く!