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待てば海路の殺しあり

講談社文庫 お41−23

出版社名 講談社
出版年月 2008年2月
ISBNコード 978-4-06-275970-0
4-06-275970-5
税込価格 628円
頁数・縦 340P 15cm

商品内容

要旨

駿河湾でミュージカル女優の絵梨子とクルージングを愉しんだあと、釣部渓三郎は思わぬ大物を釣り上げる。それは若い女性の扼殺死体。発砲事件などで揺れる西東京銀行新宿支店の女子行員だとわかる。今度はその支店長が、絵梨子と一緒に死体で発見された。親密になったばかりの名探偵釣部に、衝撃が走る。

出版社・メーカーコメント

駿河湾で釣部は若い女性を釣り上げてしまう釣り好き作家の釣部渓三郎がクルージング中に釣った”大物”は不正融資で揺れる西東京銀行の女子行員だった。さらに釣部と親密になっていたダンサーも殺されて?

著者紹介

太田 蘭三 (オオタ ランゾウ)  
1929年、三重県生まれ。中央大学法学部卒業後、同人誌「新表現」を経て、1956年、時代小説でデビュー。長年続けてきた登山と釣りの経験を生かして、山岳推理の第一人者となる。アウトドア作家で名探偵の“釣部渓三郎”シリーズは圧倒的人気を誇っている。“顔のない刑事”“北多摩署”シリーズをはじめ、冤罪ミステリーにも話題作が多い。2004年には『死に花』が映画化、平均70歳超のキャスティングが評判に。2007年には講談社ノベルスで8年ぶりとなる新作『首輪―警視庁北多摩署特捜本部』も刊行された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)