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村を助くは誰ぞ

講談社文庫 い112−5

出版社名 講談社
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-06-276624-1
4-06-276624-8
税込価格 765円
頁数・縦 356P 15cm

商品内容

要旨

尾張が美濃に攻め寄せるという。軍勢が村へ入れば村人たちには生き死にの大問題だ。オトナ衆の次郎衛門は戦火から村を守るため、織田勢から自軍の乱妨と略奪を禁止する命令書をとりつけようとするが…。戦乱の中で奔走する村人たちの、たくましさとせつなさを描いた表題作を始め、全6本の粒ぞろい歴史短編集。

出版社・メーカーコメント

戦国時代、したたかに村を守る人々を描く。戦の時が迫る美濃と尾張、濃尾平野のただなかにある村では、どちらに味方するか寄合が紛糾していた。戦国時代をしたたかに生き抜く人々を描いた全6本の短編集。

著者紹介

岩井 三四二 (イワイ ミヨジ)  
1958年、岐阜県生まれ。一橋大学卒業。’96年に「一所懸命」で小説現代新人賞を受賞し、作家デビュー。2003年『月ノ浦惣庄公事置書』(文春文庫)で松本清張賞を受賞。その後『十楽の夢』(文春文庫)で、直木賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)