さっ太の黒い子馬
講談社文学の扉
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2016年6月 |
ISBNコード |
978-4-06-283238-0
(4-06-283238-0) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 213P 22cm |
商品内容
要旨 |
ぼくをだいじにしてくれるって、いってくれたよね?黒っこの声が聞こえた気がして、さっ太はとっさに手をあげました。「おらも、黒っこがほしいです!」―子馬選びのお祭りでは、ふたりの子どもがこの黒い子馬をほしがりました。今年いちばんの黒い子馬にふさわしい童を選ぶため、子どもたちは試練の旅に出かけることに。第56回講談社児童文学新人賞佳作受賞。 |
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おすすめコメント
さっ太は、馬の飼育を生業とする小さな山里に住む、気のやさしい男の子。里では子どもが年ごろになると、里長さまから子馬を一頭もらうことができました。ところが、さっ太が大好きになった黒い子馬を、もうひとりの男の子もほしがります。そこで里長さまは、ふたりにある試練を与えました。ーー里のおとなたちに見守られ、「正しいこと、勇気があること」とはなにかを、いっしょうけんめい考える子どもたちの、ほっこり成長物語。