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さっ太の黒い子馬

講談社文学の扉

出版社名 講談社
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-06-283238-0
4-06-283238-0
税込価格 1,540円
頁数・縦 213P 22cm

商品内容

要旨

ぼくをだいじにしてくれるって、いってくれたよね?黒っこの声が聞こえた気がして、さっ太はとっさに手をあげました。「おらも、黒っこがほしいです!」―子馬選びのお祭りでは、ふたりの子どもがこの黒い子馬をほしがりました。今年いちばんの黒い子馬にふさわしい童を選ぶため、子どもたちは試練の旅に出かけることに。第56回講談社児童文学新人賞佳作受賞。

おすすめコメント

さっ太は、馬の飼育を生業とする小さな山里に住む、気のやさしい男の子。里では子どもが年ごろになると、里長さまから子馬を一頭もらうことができました。ところが、さっ太が大好きになった黒い子馬を、もうひとりの男の子もほしがります。そこで里長さまは、ふたりにある試練を与えました。ーー里のおとなたちに見守られ、「正しいこと、勇気があること」とはなにかを、いっしょうけんめい考える子どもたちの、ほっこり成長物語。

著者紹介

小俣 麦穂 (オマタ ムギホ)  
1977年、長野県生まれ。日本デザイン専門学校グラフィックデザイン科卒業。その後、会社勤務のかたわら、小説、イラストなどの創作活動を続けてきた。『さっ太の黒い子馬』は第56回講談社児童文学新人賞で佳作に入選
ささめや ゆき (ササメヤ ユキ)  
1943年、東京都生まれ。1985年ベルギー・ドメルフォフ国際版画コンクールで銀賞受賞。絵本『ガドルフの百合』(宮沢賢治/作、偕成社)で小学館絵画賞、『真幸くあらば』(小嵐九八郎/作、講談社)ほかで講談社出版文化賞さしえ賞、『あしたうちにねこがくるの』(石津ちひろ/文、講談社)で日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)