妖怪アパートの幽雅な日常
講談社青い鳥文庫 300−3
出版社名 | 講談社 |
---|---|
出版年月 | 2017年6月 |
ISBNコード |
978-4-06-285634-8
(4-06-285634-4) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 253P 18cm |
商品内容
要旨 |
中1のとき交通事故で両親を亡くし、おじさんの家に引き取られた夕士。高校入学後は自由な寮生活を待ち望んでいたのに寮が火事に。かわりに入居したアパートは格安物件。大家さんは黒坊主で、まかないさんは手だけの幽霊…。でも人間と人間以外のモノたちが一緒に暮らす、とびきり楽しい場所だった!中高生に大人気の小説が「青い鳥文庫」に登場!小学上級から。 |
---|
出版社・メーカーコメント
事故で両親を中1のときに亡くし、おじさんの家に引き取られた夕士。高校生になったら寮生活をしてはやく自立したい・・・と楽しみにしていたのに、入学直前に寮が火事に!困った夕士が、不思議な不動産屋さんに案内された洋館風の建物は妖怪&幽霊たちが暮らすアパートだった!心の底から笑うことができなくなっていた夕士は、妖怪や幽霊たち、除霊師の女子高生、人間の(でもちょっとユニークな)詩人や画家と過ごすうちに、考え方が柔らかくなり、生きることが楽になっていきます。むかしは人間社会のすぐ隣に、ちょっぴり不思議な世界があった。でも文明が発達して、人間はその世界を忘れてしまった、と夕士は教えられ、実感していきます。手だけの幽霊・るり子さんが作ってくれる美味しい料理、なぜか地下にある洞窟温泉、縁側でしょっちゅうおこなわれる大宴会、などなど、アパートのまったりとした日常もあれば、成仏できない魂がさまよう哀しい出来事も。読んだ後はきっと、いまの生活のすぐ隣に、なにか不思議な世界があるかも?と思いたくなること間違いなし!