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入門哲学としての仏教

講談社現代新書 1988

出版社名 講談社
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-06-287988-0
4-06-287988-3
税込価格 1,078円
頁数・縦 262P 18cm

商品内容

要旨

縁起・無我・空・唯識―近代合理主義を超える思想の本質とは。今こそ仏教を読み直す。

目次

序 仏教はとても斬新な哲学である
第1章 存在について―本体なき現像の生成
第2章 言語について―その解体と創造
第3章 心について―深層心理の奥にあるもの
第4章 自然について―自己と環境の哲学
第5章 絶対者について―絶対無の宗教哲学
第6章 関係について―その無限構造の論理
第7章 時間について―絶対現在の時間論
結 「哲学としての仏教」への一視点

おすすめコメント

仏教って、こんなに新しく面白かったのか!常住不変な存在としての「私」を否定する無我。主客二元論を根本的に否定する縁起。無意識の世界、絶対現在の時間論等、現代西洋哲学を先取りした思想に迫る

出版社・メーカーコメント

仏教とはこんなにモダンな思想だったのか! 実体を否定する縁起と無我。意識下の世界を究明する唯識思想──。 現代哲学を先取りした思想の本質を、第一人者が解き明かす入門書。

著者紹介

竹村 牧男 (タケムラ マキオ)  
1948年東京生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。文化庁専門職員、三重大学助教授、筑波大学教授を経て、東洋大学教授。専攻は仏教学・宗教哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)