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社会的な身体(からだ) 振る舞い・運動・お笑い・ゲーム

講談社現代新書 1998

出版社名 講談社
出版年月 2009年6月
ISBNコード 978-4-06-287998-9
4-06-287998-0
税込価格 814円
頁数・縦 209P 18cm

商品内容

要旨

激変するメディアは私たちの「身体」をどう作り替えてきたのか。ケータイを巡る「不安」、マスコミとネット論壇の「共存関係」、一発芸人の「意義」、ポスト社会運動と「身体化の快楽」…気鋭の批評家が、私たちを取り巻く2000年代のメディア環境に鋭く迫る画期的評論。

目次

第1章 有害メディア論の歴史と社会的身体の構築
有害メディア論十則
第2章 社会的身体の現在―大きなメディアと小さなメディア
ノート 「情報思想」の更新のために
第3章 お笑い文化と「振る舞いモデル」
第4章 ゲーム性と身体化の快楽

おすすめコメント

メディアと私たちの身体を巡る刺激的論考!ケータイに関する社会の不安、お笑い番組で参照される日常の態度、ゲームの身体的快楽と社会的運動……。激変するメディア環境と変容する社会的身体の関係を読む

出版社・メーカーコメント

ケータイ有害論が意味しているものは何か? かつてのテレビ白痴化論とどう違うのか? (違わないのか?) ネット論壇とマスコミの共犯関係、ゲーム的な身体的快楽と新しい社会運動、お笑いの変化と私たちの日常の「振る舞い」の関係とは? メディア環境の激変は、私たちの“身体”をどのように作り替え続けているのか? 気鋭の批評家が2000年代の日本社会を描く画期的評論!

著者紹介

荻上 チキ (オギウエ チキ)  
1981年、兵庫県生まれ。成城大学文芸学部卒業。東京大学大学院情報学環・学際情報学府修士課程修了。テクスト論、メディア論を中心に、評論、編集、メディアプロデュースなどの活動を行う。人文系ニュースサイト「トラカレ!」主宰。社会学者・芹沢一也氏と共に思想系メールマガジン「αシノドス」を創刊、監修(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)