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親の介護をする前に読む本

講談社現代新書 2403

出版社名 講談社
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-06-288403-7
4-06-288403-8
税込価格 880円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

優良施設を見分ける方法。介護離職を避けるには。実際にかかる介護費用は?介護保険活用の裏ワザ。平穏死を迎えるために家族がやってはいけないこと。医者が教えてくれない「恐怖の認知症治療」。―ありそうでなかった介護家族のための入門書。

目次

第1章 介護受難の時代がやってくる!介護難民にならないための基礎認識
第2章 緊急事態 介護施設に入れない!介護施設利用の常識・非常識
第3章 難しすぎてわからない!介護保険を使いこなすコツ
第4章 こんなに金がかかるとは!家計破綻を免れるためにできること
第5章 介護のレベルが低すぎる!質の高い介護サービスを受けるには
第6章 素人には絶対わからない!良心的な介護施設をみつける方法
第7章 入院したのに寝たきりに!間違いだらけの高齢者医療
第8章 病院選びを間違うと廃人に!医師は教えてくれない認知症医療の「真実」
第9章 究極の選択を迫られる終末期医療!平穏死を迎えるために家族のできること

おすすめコメント

親の介護は切実な問題だが、深刻な問題だけに、どうしても目を背けがち。その結果、突然、年老いた親が介護が必要になる局面になってから、家族は否応なく怒濤の介護生活に突入する。事前に十分な準備をしておけば、質の高いケアを実施している施設に入所させることもできるが、何も準備がなければ、選択の余地なく、入所可能な施設に入れざるを得ない。しかし一見きれいな施設であっても、劣悪なケアしかできない施設も多い。介護施設に入所後、短期間で状態が悪化し、病院に転院、そのまま寝たきり生活という悲惨なケースも少なくない。こうした悲劇を避けるには、介護家族が必ず訪れる「その日」の前に、準備をしていく以外に方法はない。本書は介護業界に精通した介護ライターが書き下ろした、介護家族のための「超」入門書だ。ありそうでなかった、家族のための「介護の教科書」。必読の一冊だ。

著者紹介

東田 勉 (ヒガシダ ツトム)  
1952年生まれ。國學院大学文学部国語学科卒業。コピーライターとして制作会社数社に勤務後、フリーライターとなる。2005年7月から2007年9月まで、主婦の友社から刊行された介護雑誌「ほっとくる」の編集を担当。同誌休刊後、フリーのライター兼編集者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)