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深夜の人・結婚者の手記

講談社文芸文庫 むA7

出版社名 講談社
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-06-290150-5
4-06-290150-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 285P 16cm

商品内容

要旨

生涯で膨大な作品を残した室生犀星。大正から昭和初期にかけての著作の中から、結婚や家族を対象したもの、芥川龍之介を中心とした交遊関係に言及したもの、関東大震災を経験し生と死について触れたものを各章に分けて編纂。小説、詩歌のみならず、日記や書簡からも犀星の文学に対する姿勢や精神を読み解く作品集。

目次

第1章 結婚について夫婦について
第2章 友について芥川君について
第3章 生について死について

著者紹介

室生 犀星 (ムロウ サイセイ)  
1889・8・1〜1962・3・26。詩人・小説家。石川県生まれ。本名・照道。不義の子として、生後すぐに貰い子に出される。12歳で金沢高等小学校を中退。地方裁判所の給仕をしながら俳句を学び詩作を始める。1910年、志を抱いて上京。以後、生活苦から帰郷と上京をくりかえすが、萩原朔太郎、山村暮鳥らと知り合い、16年詩誌「感情」を創刊。18年『愛の詩集』『抒情小曲集』を出版、詩壇に新風を起こす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)