• 本

手仕事の日本

講談社学術文庫 2301

出版社名 講談社
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-06-292301-9
4-06-292301-7
税込価格 990円
頁数・縦 253P 15cm

商品内容

要旨

名もなき工人が作る民衆の日用品の美、「民藝」。大正時代末期から二十年近い歳月をかけて日本各地で手仕事の「用の美」を調査・収集した柳宗悦は、自然と歴史、そして伝統によって生み出される美を探求し続けた。著者がみずからの目で見、選び取った正しい美しさとはなにか。日本文化が世界的に注目される現代、今なお多くの示唆に富む日本民藝案内。

目次

前書 手仕事の国
第1章 品物の背景(自然
歴史
固有の伝統)
第2章 日本の品物(現在の事情
関東
東北
中部
北陸
近畿
中国
四国
九州
沖縄)
第3章 品物の性質(三つの問題
職人の功績
実用と美
健康の美)

おすすめコメント

名もなき工人が作る民衆の日用品の美、「民藝」。大正時代半ばから二十年近い歳月をかけて日本各地で手仕事の「用の美」を調査・収集した柳宗悦は、自然と歴史、そして伝統によって生み出される美を探求し続けた。著者がみずからの目で見、選び取った正しい美しさとはなにか。日本文化が世界的に注目される現代、今なお多くの示唆に富む日本民藝案内。

著者紹介

柳 宗悦 (ヤナギ ムネヨシ)  
1889〜1961。東京帝国大学哲学科卒業。宗教哲学者、民藝運動の創始者。学習院高等科在学中、「白樺」同人。日本民藝館初代館長。「工藝」創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)