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禅語の茶掛を読む辞典

講談社学術文庫 2411

出版社名 講談社
出版年月 2017年1月
ISBNコード 978-4-06-292411-5
4-06-292411-0
税込価格 1,320円
頁数・縦 253P 15cm

商品内容

要旨

禅の世界観・人間観を短い言葉に表した「禅語」。それを一行の書で表現し、掛軸として茶席をつくりあげる「茶掛」。言葉と書、それぞれに深淵なる表現を味わうための手引が一冊に。禅語の意味とともに、つづけ字の読み方、表現の仕組み、見どころ等について、わかりやすくコンパクトに解説する。「茶禅一味」=茶と禅はひとつ。計り知れぬ世界への絶好の入口。

目次

雨過ぎて夜塘秋水深し
雨を聴いて寒更尽く、門を開けば落葉多し
暗香浮動月黄昏
庵中閑かに打坐す
安眠高臥して青山に対す
行きては到る水の窮まる処

一雨千山を潤す
一月天に在りて影は衆水に印す
一鏃三関を破る〔ほか〕

著者紹介

沖本 克己 (オキモト カツミ)  
1943年生まれ。東京大学大学院博士課程中退。仏教学。花園大学名誉教授。文学博士
角田 恵理子 (ツノダ エリコ)  
東京教育大学教育学部芸術学科書専攻卒業。書家・書道史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)