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ついてくるもの

講談社文庫 み58−16

出版社名 講談社
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-06-293146-5
4-06-293146-X
税込価格 726円
頁数・縦 308P 15cm

商品内容

要旨

実話怪談の姿をした七つの怪異譚が、あなたを戦慄の世界へ連れていく。薄気味の悪い男が語る夜毎の恐怖(「夢の家」)、廃屋から人形を持ち帰ってしまった私の身の上に次々と…(「ついてくるもの」)、同居人の部屋から聞こえる無気味な物音の正体は…(「ルームシェアの怪」)。“取り憑かれる”ホラー短編集。

おすすめコメント

厳選の三津田恐怖譚降臨! 高校二年生の私が、学校の帰り道にちらっと目にした、えも言われぬほど鮮やかな朱色。それは廃屋の裏庭に飾られたお雛様だった。どれも同じ箇所が傷付けられていた人形たちの中で、一体だけ無傷だったお姫様を助けなければと思った私は……(「ついてくるもの」)。正視に堪えない恐怖の、ホラー短篇集。表題作ほか6編を収録! 1:夢の家 2:ついてくるもの 3:ルームシェアの怪 4:祝儀絵 5:八幡藪知らず 6:裏の家の子供 7:百物語憑け

著者紹介

三津田 信三 (ミツダ シンゾウ)  
編集者を経て2001年『ホラー作家の棲む家』(講談社ノベルス/『忌館』と改題、講談社文庫)で作家デビュー。2010年『水魑の如き沈むもの』(原書房/講談社文庫)で第10回本格ミステリ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)