恋路ケ島サービスエリアとその夜の獣たち
講談社文庫 も54−2
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2016年11月 |
ISBNコード |
978-4-06-293498-5
(4-06-293498-1) |
税込価格 | 704円 |
頁数・縦 | 289P 15cm |
商品内容
要旨 |
恋路ヶ島SAの売り子になると、一年以内にプロポーズされるという伝説がある。ある夜、自宅とバイト先のSAを往復する平凡な日常を送っていた島出身の理代子は、新入り清掃士マキノとの出会いから騒動に巻き込まれていく。人生の小休止=サービスエリアに集まった“獣”たちが繰り広げる、ポップなミステリ。 |
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おすすめコメント
「静かな夜には口笛を吹きたくなる奴がいるものです。口笛が聴こえる夜は、もうすでにいつもの夜とは違いますからね」 四国と淡路島の境目にある〈恋路ヶ島サービスエリア〉。このサービスエリアの売り子になると、一年以内に恋人からプロポーズされるという伝説がある。そんな伝説を信じるでもなく信じている恋路ヶ島出身の理代子は、自宅アパートとバイト先のサービスエリアを往復する平凡な日常を送っていた。ある夜、謎の新入り清掃士マキノの「静かな夜です。気をつけて」という一言から、理代子は事件に巻き込まれていく。死体を運ぶ兄弟、有名司会者と愛人、人類嫌悪団体〈ノア〉……。人生の小休止=サービスエリアに、その夜集まった“獣”たちが繰り広げるポップでちょっとシリアスな、長編ミステリ。