• 本

娘飛脚を救え

講談社文庫 く57−3 大江戸秘脚便

出版社名 講談社
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-06-293555-5
4-06-293555-4
税込価格 704円
頁数・縦 305P 15cm

商品内容

要旨

万作とおりんの料理屋あし屋では、力の出る美味しい料理を工夫して、江戸屋の飛脚たちを喜ばす。両親の心配をよそに、看板娘のおみかが娘飛脚として走りだした。だが夕闇の湯島でさらわれてしまう。二百両そろえて秩父の正丸峠まで持ってこい!若い新次や父親の万作らが急ぎ向かったが!?

おすすめコメント

駿足の若手新次をはじめ、飛脚問屋江戸屋には健脚が揃う。江戸屋の面々に力をつけてくれるのは、隣の料理屋あし屋。だがあし屋の看板娘で娘飛脚に憧れるおみかが、かどわかされてしまう。闇仕事に手を染める商売敵の紅蝙蝠屋が復活したのか? そして身代金二百両を秩父の正丸峠に持ってこいとの付け文が。怒りに燃えるおみかの父親が、かつて鳴らした健脚を披露する。江戸屋の面々総出で、おみかを救い出せるのか!?

著者紹介

倉阪 鬼一郎 (クラサカ キイチロウ)  
1960年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。早稲田大学第一文学部卒。’87年『地底の鰐、天上の蛇』(幻想文学会出版局)でデビュー、’97年『百鬼譚の夜』(出版芸術社)で本格デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)