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カルマ真仙教事件 上

講談社文庫 は92−15

出版社名 講談社
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-06-293691-0
4-06-293691-7
税込価格 704円
頁数・縦 285P 15cm
シリーズ名 カルマ真仙教事件

商品内容

要旨

警視庁公安部OBの鷹田は絶句した。カルマ真仙教元信者の死刑囚から、秘かに五億円もの金を預かっている男がいたのだ。死刑囚について口を閉ざす男の余命は三ヵ月。二十年の時を経て、あの時が蘇る。すべての蛮行に終止符を打ったはずだったのに。自らの捜査経験をもとにした著者渾身の注目作!

おすすめコメント

平成最悪のテロ事件。すべての蛮行に終止符を打った――はずだった。元警視庁公安部の著者が自らの捜査経験をもとに、平成の世を震撼させた最悪のテロ事件を警察視点で描く注目作! ********************************** 警視庁公安部OBの鷹田正一郎は絶句した。カルマ真仙教元信者の死刑囚が、秘かに五億円もの金を残していたらしい。その大金は、とある貸金庫に眠っているという。死刑囚とは誰なのか。それは教団の隠し財産なのか。二十年の時を経て、鷹田は孤独な捜査を開始する。平成が終わろうとする今、あの忌々しい事件の記憶を紐解き、カルマ真仙教と向き合う時が、再び来たのだ。********************************* 平成を生きる同時代人としてページをめくれば、きっと誰しも何かを思い、何かを感じる小説だと思います。ぜひお手に取ってみてください。(編集部)

著者紹介

濱 嘉之 (ハマ ヨシユキ)  
1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)